「○」と「〇」文字の違いについて

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福ロウ
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本日の記事では、Excel等で記号で使用する”〇”について利用するときに気を付ける点についてご紹介いたします。

先日、Excelで業務を行うなかで”〇”、”✕”で結果を表示して、結果欄が”〇”のカウント数を計算してみたところカウントが正しく計算されず原因がわかるまでに時間がかかってしまいました。

記号の「○」と漢数字の「〇」は、どちらも「まる」とキーボードから入力して変換すると入力できてしまいます。そのため、文字コードを確認しない限り2つの文字の違いを見分けることは困難です。

Excelの標準の文字コードはANSI(Shift-JIS)となり、2つの文字の文字コードは下記となります。

・記号「○」:0x819b
・漢数字「〇」:0x815a

そのため、Excelで1つの条件を満たすセルの数をカウントするCOUNTIF関数で”〇”のセルをカウントするときに、基本構文である「=COUNTIF(範囲, 検索条件)」の検索条件に指定する際は、記号の「○」と漢数字の「〇」を区別して指定する必要があります。

今回は、記号の「○」と漢数字の「〇」の文字の違いについてご紹介しました。皆さんも今回の文字を利用する際は、意識してみてください。

それでは、次回もお楽しみに!

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