バッチファイル 入力値による処理の分岐

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福ロウ
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本日の記事では、バッチファイルで対話的にユーザーが入力された値によって実行する処理を分ける方法についてご紹介いたします。

まずは、バッチファイルで対話的にユーザーからの入力を受け付けるためには下記のsetコマンドの/pオプションを利用します。

> set /p input_no="数字を入力してください。"

上記コマンドを実行して、数字を入力することにより変数(input_no)へ入力された数字がセットされます。下記のechoコマンドを実行して変数(input_no)の値を確認してみましょう。

> echo %input_no%

確認すると、入力した数字(下記の例では、”123″)が変数(input_no)に正しくセットされていることがわかります。

次に、ユーザーから入力された値に基づき処理を分岐するためには、IFコマンド文を使用します。

set /p input_no="数字を入力してください。"

IF "%input_no%" == "1" (
    入力された値が"1"のときに実行する処理
) ELSE IF "%input_no%" == "2" (
    入力された値が"2"のときに実行する処理
) ELSE IF "%input_no%" == "3" (
    入力された値が"3"のときに実行する処理
) ELSE (
    入力された値が上記以外のときに実行する処理
)

このようにバッチファイルでユーザーからの入力値により処理を分岐したいときは、setコマンドとifコマンドを利用することで実行することができます。

今回の記事では、バッチファイルで対話的にユーザーが入力された値によって実行する処理を分ける方法をお伝えしました。

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