福ロウ
本日の記事では、特定の長い文字列をクリップボードに入れる方法についてご紹介いたします。
例えば、手入力で長い文字を入力しなければならないケースなどにVBスクリプトを実行してクリップボードに文字列を登録することができます。
そこで、VBスクリプト処理の中でクリップボードに登録するのに利用するのは下記のコマンドになります。
> echo クリップボードに登録する文字列 | clip
上記のコマンドを実行すると、「クリップボードに登録する文字列」がクリップボードに登録されるため、貼り付けたい箇所でCtrl
+Vで貼り付けることができます。
このコマンドを利用して下記のVBスクリプトファイルを作成することで、VBスクリプトファイルを実行することによりクリップボードへの登録を自動で実施することができます。
Option Explicit
Dim command, objWshShell
command = "cmd /c ""echo クリップボードに登録する文字列 | clip"""
Set objWshShell = WScript.CreateObject("WScript.Shell")
objWshShell.Run command, 0
Set objWshShell = Nothing
MsgBox "クリップボードに登録しました。"
WScript.Quit
今回は、長い文字列を入力する必要があるときに文字列をコピーできないような状況で文字列をコピーできるようにするための方法の1つとして利用できるクリップボードに登録するVBスクリプトを作成する方法について紹介しました。
それでは、次回もお楽しみに!